【読んだ本】生きのびるための事務

最近読んだ本の中から「生きのびるための事務:坂口恭平」を思い出す。

内容的には、自己啓発本のようであり自伝的なマンガ。という少し変わった構成。

職に就かずにアルバイトをしながら好きなことをやろうとしている著者に「ジム」というイマジナリーフレンド?が現れ「事務」という名のアドバイスをしていくお話。

今の1日の使い方と10年後の理想の1日の使い方を円グラフ(まあ形式は問わない)にして比べてみて、まずは10年後の理想の生活のために必要なお金を何をして稼ぐか考える。

で今の生活との差を見て、最低限生活維持できるお金を確保する手段を考えつつ、理想の1日に近づくような生活を円グラフに書いて今の生活を変えていく。

理想の生活に変える途中でうまくいかないことは、事務の失敗である。と考える。

具体的な数値に落とし込めていないとか、理想の生活に必要ない有象無象の意見や批判に惑わされるとか。

後半は著者の行動力とかによるものが多いから自伝と思って読んだ。

さて自分はどうか。やりたいことが思いつかないという問題がある。

ただ理想は、お薬を卒業して自分の性格・気質と社会に折り合いをつけて生きている状態である。

何をして食っていくか。そこが現状の延長線しか考えられないのが悲しい。

ただ、飛躍した夢は知的障害の息子の働ける場を自分で作っちゃうことかな。自分のコミュニケーション能力とか営業力とかを自分がやれる形で鍛える必要があるけど。

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